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映画検定

広がる映画の配信サービス

かつて、映画は日本人の最大の娯楽で、1950年代後半には全国で年間10億人を超える入場者を数えていたのが、ここ数年は1億5〜6千万人程度。最盛期の10分の1という数字だ。映画産業の斜陽は、テレビの登場・普及と軌を一にし、さらに娯楽が多様化したことも映画人口の激減に拍車をかけた。

しかし近年、シネマコンプレックスが各地に誕生するなど、映画館数は全国で増加傾向にあり、また2006年度は邦画の中でヒット作品が多く生まれ、入場者数が外国映画のそれを21年ぶりに上回るという活況を呈した。最近では劇場へわざわざ出向かなくとも、映画を安上がりかつ多様な方法で鑑賞できるようになってきており、入場者数の減少をもって映画ファンが減少しているというわけでもなさそうだ。

レンタルビデオ屋では、ロードショー公開された人気映画が少しの時間を経てたちどころに新作ビデオ(DVD)として棚に並び、スカイパーフェクトTVケーブルテレビと視聴契約すれば、スターチャンネル(ハリウッド映画専門・有料)、日本映画専門チャンネルムービープラス等で洋画も邦画も映画三昧を実現できる。さらに最近ではブロードバンドの定着によって、インターネットの無料映画配信も広がっている。 特に人気を集めているのが、USENの運営する完全無料パソコンテレビ「GyaO」のサービス。入会金や月額会費等が不要で、メールアドレスの登録だけで、豊富なラインアップの映画(その他にドラマ、音楽などもある)が無料でダウンロードできる。

GyaO

一方映画業界では、こうした配信サービス等に凌駕されまいと「映画館に行こうキャンペーン」を展開している。女性のためのサービスデーや、夫婦どちらかが50歳以上なら、2人で2,000円(通常なら3,600円)で見られる「夫婦50割引」(2007年6月で終了予定)、さらに高校生3人で行けば料金が1人1,000円になる「高校生友情プライス」など、割引サービスとPRに努めている。

やはり劇場の大画面と大音響の迫力・臨場感に勝るものはないし、映画文化の発展にささやかながら貢献するためにも、旬の映画は映画館に足を運んで楽しみたいものだ。

映画検定の概要

大正8年に創刊され、現在に続く歴史ある映画雑誌『キネマ旬報』を発行するキネマ旬報社が2006年6月より「映画検定」を開始した。

“映画を知って、もっと映画を楽しもう!”をキャッチフレーズに、堅苦しくなく、映画をエンジョイするための腕試し道場として映画にまつわる知識を測りながら、映画文化の次世代への継承にも役立てたいとする。

映画界初のこのユニークな試みは、映画ファンの間でたちまち話題となり、いきなり第1回の試験から全国で7,000人近くが受検するという大盛況。映画監督の大森一樹氏も受験して2級を取得している。12月には続いて第2回検定が開催され、キネ旬では今後とも年2回の実施を続けていくようだ。

受験資格

制限なし。ただし1級受験は2級合格者に限る。

試験日程

●試験日:試験日:5月下旬 ●申込締切:4月中旬 ●結果通知:6月下旬

試験内容

1級

試験時間45分。マークシート方式と記述式。達人コース。あらゆる映画をあらゆる角度から問う。また映画史、映画用語、興行関連など映画周辺の知識についてもより深いレベル。

2級

試験時間45分。マークシート方式。上級コース。古典のみならず、B級作品、カルト作品も対象とし、映画についてのあらゆる角度からの知識を問い、映画史、映画用語、興行関連なども対象とする。

3級

試験時間45分。マークシート方式。初級コース。古典、人気作品、映画会社、監督、俳優、スタッフや簡単な映画用語を問う。

4級

試験時間45分。マークシート方式。20代、30代を主な対象とした入門コース。90年代以降の作品を中心に、古典や、監督、俳優、簡単な映画用語を含む、基礎知識を問う。

いずれも正答率70%以上で合格と認定。

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映画検定

映画検定

映画検定公式テキストブック

映画検定公式テキストブック ■著者: キネマ旬報社 ■出版社: キネマ旬報社 ■サイズ: 単行本 ■ページ数: 317p ■発行年月: 2006年03月▼内容(「MARC」データベースより) 理解しておきたい映画の歴史、見るべき名作・話題作・ヒット作100本、知るべき映画俳優100人、知識のポイント、映画の用語集、アカデミー賞からカンヌ国際映画祭まで、映画のデータを満載したテキスト。 ▼アマゾンレビューおすすめ度の平均: 2.0/2 これが試験範囲なの…?/2 なんとも言い難い